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デスティネーション:フィンランド南部・エストニア・ラトビア

フィンランド、エストニア、ラトビアは北ヨーロッパ、スカンジナビア地方のバルト海の海岸線で隣り合っています。国々のサイズやEU加盟国で国境でのチェックがないこと、時差がないこと、気候が似通っていることから、一度の旅行で3カ国全てを訪れるのも容易に出来ます。

三国のライフスタイルや気性も似通っていますが、言葉や工芸文化、食べ物は各々独特のものがあります。UNESCO世界遺産に例えますと、フィンランドのヘルシンキ沖のスオメンリンナ要塞、タリン旧市街、リガのアールヌーヴォー建築群と多彩です。それと同じく田園地方では数多くの国立公園が独特の環境を持ち、海岸線や歴史的サイトとコントラストをなしています。古くから田園地方の人々は人里離れた農村に住んでおり、周りには歴史と静かな環境に囲まれた魅力的な小都市もあります。都市部では英語が通じる一方、田園地方では通じないこともあるので通訳がいると安心でしょう。

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3か国は簡単に旅することできます。

各国とも小さいため、国の間でも中でもすぐに移動できますし、EUに所属しているので国境審査もありません。タイムゾーンも、通貨も、気候さえも一緒です。

フィンランドのヘルシンキが目的地までの玄関口になるでしょう。そこから、フィンランド国内、エストニア、ラトビアに空路・海路・陸路でアクセスできます。それぞれの首都ヘルシンキ、タリン、リガに主要空港があります。フェリーを使えばスウェーデンなど他の名所にも行けます。フェリー港は、フィンランドのヘルシンキ、エストニアのタリン、ラトビアのリガ、リエパーヤ(Liepāja)、ヴェンツピルス(Ventspils)にあり、小さなフェリガエストニアの島嶼部と本土を結んでいます。リガ-タリン間のバス路線とタリン-ヘルシンキ間のフェリー路線は良く整備され、チケットのオンライン予約も可能です。

田園地方には、レンタカー、公共交通機関、あるいは宿泊先で手配できる移動手段等で行けます。公共交通機関を使う場合には事前にダイヤをよく確認し、移動先のバスターミナル・鉄道駅からの移動手段を事前手配しておくことをお勧めします。

郊外は交通量が少ないので運転も簡単です。ガソリンスタンドも十分にあります。ただし、ナビだけではなく道路地図は持っていきましょう。田園地方では舗装されていない道もあるので、そこではゆっくり運転しましょう。

フィンエアー(Finnair

ヘルシンキを拠点として極東とヨーロッパを結ぶ、フィンランドのフラッグシップキャリアです。東京、大阪、名古屋、福岡から直行便が出ています。

www.finnair.com

 

日本航空 (Japan airlines)

国際的にトップレベルのサービスを誇る日本の主要航空会社。

www.jal.com

 

エアー・バルティック(airBaltic)

リガ、ビリニュス、タリンを中心にヨーロッパの50以上の都市を結ぶラトビアのLCCで、国営航空会社。

www.airbaltic.com

ノルディカ(Nordica)

エストニアの国営航空会社。ポーランド航空(LOT)と提携しています。

www.nordica.ee

エイビス(Avis)、 バジェット(Budget)、シックスト(Sixt)、 ハーツ(Hertz) 他様々な国際レンタカー会社のネットワークが域内各地で運営されています。旅行者がフィンランド、エストニア、ラトビア内でドライブするには日本の運転免許証と「公的に証明された翻訳(国際運転免許証等)」が必要。道路は右側通行です。ヘッドライトは常に点灯させていけないといけません。

ラックス・エクスプレス(Lux Express): www.luxexpress.eu

エコラインズ(Ecolines): www.ecolines.eu

ユーロライン(Euroline): www.eurolines.eu

タリン-リガ間の所要時間はおおよそ4.5時間。

タリンクシリヤライン(Tallink Silja Line)

バルト海北部で高品質なミニクルーズや乗客輸送を行っている大手企業です。

路線:ヘルシンキ-タリン、ヘルシンキ-ストックホルム、リガ-ストックホルム、タリン-ストックホルム

www.tallinksilja.com

 

バイキング・ライン(Viking Line)

バルト海北部の乗客輸送で市場をリードしています。路線:ヘルシンキ-タリン、ヘルシンキ-ストックホルム

www.vikingline.com

 

エケロ・ライン(Eckerö Line)

エストニアのフェリー会社で旅行会社。路線:タリン-ヘルシンキ

www.eckeroline.ee/en

 

エストニアのローカル・フェリー

ローカル・フェリーがエストニア本土と島々を結んでいます。

• キヒヌ島(Kihnu)とその他の小さな島々 www.veeteed.com
• ムフ島 (Muhu)、ヒーウマー島 (Hiiumaa)、サーレマー 島(Saaremaa) www.praamid.ee

フィンランド:

バス:

長距離バスの情報についてはwww.matkahuolto.fi/en/ に集約されています。

低価格事業者としてOnnibus: www.onnibus.com/en/index.htm があります。

鉄道:

フィンランドはすべての鉄道が国営です。 VR: www.vr.fi/en

路線については以下のポータルから調べることができます: www.perille.fi.

 

エストニア:

バス:

www.tpilet.ee  (地域路線、オンライン予約)

www.peatus.ee  (ルート検索、市内輸送、 地域路線)

鉄道: www.elron.ee

 

ラトビア:

バス: www.autoosta.lv . 地方部やリガ郊外に行くにはバスが一番便利な手段です。

鉄道: www.pv.lv . ユールマラ(Jūrmala)、ガウヤ(Gauja)国立公園、ダウガウピルス(Daugavpils)などに行く場合は鉄道が一番便利です。

公共交通含むお問い合わせは: www.1188.lv

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フィンランド エストニア ラトビア
首都 ヘルシンキ タリン リガ
国土(km²) 338 424 45 227 64 573
人口(人) 5 487 308 1 315 635 2 023 825
人口密度
(人/km2)
17 28.4 31
言語

フィンランド語

住民は英語やスウェーデン語も話す

エストニア語

住民は英語、ドイツ語、ロシア語も話す

ラトビア語

住民は英語、ドイツ語、ロシア語も話す

通貨 ユーロ ユーロ ユーロ
電話の国コード +358 +372 +371
日本との時差 夏時間は-6時間、冬時間は-7時間 夏時間は-6時間、冬時間は-7時間 夏時間は-6時間、冬時間は-7時間
気候 気候 夏は暖かい、春と秋は穏やかだが冬は寒い。もっとも暖かい7月は平均気温が17度、最も寒い1月は平均気温-4℃。

知っ得情報:

・それぞれの町や多くの村には、ツーリストインフォメーションがあります。地図、ガイドブック、その他サービス、旅行者へのアドバイスなどが得られます。

・使えるクレジットカード:Visaカード、Masterカード。店舗では現金でもカードでも払えますが、田園地方に行く際にはカードが使えないことも多いので現金を用意しておいた方が良いでしょう。市街地ではATMがどこにでもあります。

・都市部の若者であれば第一外国語として英語を上手に話しますが、田園部の高齢者は外国語をあまり話せません。それでも、その親切心から、できるだけ理解し手助けしてくれようとするでしょう。

・コンビニ等でプリペイドSIMカードが入手できます。

・Wi-Fiカバー率は良いですが、人里離れた地域ではインターネットにつながらないかもしれません。

・車は右側通行です。

・電源プラグはヨーロッパ型のCタイプソケットです。

・蛇口から出てくる水は飲めます。

・一般的にフィンランド、エストニア、ラトビアは安全な国です。

・制限速度:フィンランドでは、交通標識で示されていない場合、都市部は時速50km、郊外部は時速80km。エストニアとラトビアでは、交通標識で示されていない場合、都市部は時速50km、郊外部は時速90kmです。

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ここには春夏秋冬の四季があります。それぞれの季節ごとに特別なイベントとして、キノコ狩り、ベリー摘み、ハーブ集め、アイスフィッシング(穴釣り)、農業体験、さらに伝統的な季節のお祝いを楽しめます。

冬:12-2月
寒い冬の季節に輝きを与えるクリスマスは、美しく飾られたクリスマスツリー、グリューワイン(香辛料入りホットワイン)、アート市場、クリスマス音楽などで活気づきます。この時期には、キリスト教の伝統とキリスト教伝来以前の冬至の慣習が、共存し混ざり合っていることを目にするでしょう。様々な雪上アウトドア活動 -スキー、クロスカントリー、アイスフィッシング、スノーモービルなど- を楽しめます。なお、凍った道を運転するのは非常に特殊な事なので、冬は公共交通機関に頼ったほうがよいでしょう。

春:3-5月
寒い冬の後の目覚めの季節です。バードウォッチングには最適で、巣作りのために渡ってきたツル、ハクチョウ、ガン、コウノトリの群れを見ることができます。白樺ジュース(樹液)を集め始めるのもこの時期で、爽やかで健康的なフレッシュ白樺ジュースを楽しむことができるでしょう。田園風景は緑・白・黄の色彩を帯び始め、チェリー、プラム、リンゴの木に若葉が芽吹き花萌ゆる季節です。

夏:6-8月
この暖かい季節に、ウォーキング、サイクリング、ボート、乗馬を楽しみ、屋外で自然の美しさを欲しいままにしましょう。様々な野菜、フルーツ、ベリー、魚を楽しめる最良の季節です。6月21-23日の夏至祭は夏のハイライトです。森にはベリガあふれ、8月の下旬にはキノコ狩りシーズンも始まります。フィンランドでは自然享受権を定めた法があり、誰でも森に入ってベリー摘みやキノコ狩りを行う事が許されています。ラトビアでは、国有地であれば先述のような行為はおおむね許されています。エストニアでは、自然文化保護地域には、徒歩、自転車、スキー、ボート、乗馬によってのみ立ち入リガ許されています。また同国では、私有地であっても、狩猟禁止のサインを掲げていない場合、所有者による口頭での禁止がなされない限りは、ベリー、キノコ、薬草、(乾燥した)落ち枝を拾うためにそこに立ち入ることが可能です。

秋:9-11月
9月前半は気候も穏やかで、キノコ狩りや様々なアウトドアでのアクティビティに適していますが、後半にもなると木々は紅葉し始め、そこに霜が降りたときの色彩が見せる雄大かつ壮大な風景は、必見の価値があります。10-11月は暗い季節なので、街中でのコンサート、演劇、アートパフォーマンスなどが中心的な活動になってきます。

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ヘルシンキ

北欧情緒あふれる緑の町です。近代建築と現代的デザイン、人気のファッションレーベル、中心部で行われる様々な文化イベントやフェスティバルが、この町を特徴づけます。ヘルシンキ港入り口にあるスオメンリンナ要塞はユネスコ世界遺産でもあります。

ヘルシンキ ツーリストインフォメーションセンター
Pohjoisesplanadi 19、 Helsinki.
Phone: +358 (0)9 3101 3300
E-mail: tourist.info@hel.fi
Website: www.visithelsinki.fi

 

タリン

コントラストの町です。中世ハンザ同盟の町と21世紀風ガラス張り建築が隣り合って同居しています。タリン旧市街は中世北欧の交易都市の街並みが非常に素晴らしい状態のまま残されており、街全体がユネスコ世界遺産となっています。

タリン ツーリストインフォメーションセンター
Niguliste 2、 10146 Tallinn、 Estonia
Phone: + 372 645 7777
E-mail: visit@tallinn.ee
www.visittallinn.ee

 

リガ

バルト圏随一の大都市を特徴づけるのは、絵画のような旧市街、ユネスコ世界遺産のアールヌーヴォー建築、都市の喧騒とくつろぎのカフェです。多くの若者たちをヨーロッパ中から惹きつけてきたリガは、新しい世代のための楽しい町であると言えます。

リガ ツーリストインフォメーションセンター
Rātslaukums 6、 Riga
Phone: +371 6703 7900
E-mail: info@rigatic.lv
Website: www.LiveRiga.com

 

これらの都市のホテルは、EUあるいは地元の格付け基準に基づいて評価されています(ただし全ホテルに評価があるわけではありません)。ハイクオリティーなコンセプトホテルは、スパやブティックがあったり、デザイナーズホテルであったりします。安価な宿泊施設のホステルもあります。

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田園の神髄をお届けできるのは、田園で作られた手作りの自家製製品です。古の伝統製品は今でも使われています。陶器、自然の織物、ニット、木製品、ろうそく、ハーブティー、自然派はちみつ、他様々な手作りの自家製品が、価値あるお土産です。これらのお土産ギフトは、都市部にある手製品に特化したデザインショップ、ツーリストインフォメーションセンター、田舎での屋外市場、ホームプロデューサーショップ、あるいは製作者からの手によって、買うことができます。

 

フィンランド:

フィンランドで人気のあるお土産は、例えばフィンランドデザイン(Iittala、Fiskars、 Marimekko)の製品、ムーミングッズ、地元食品などです。

 

エストニア:

手織物やニット、カラフルなミトン、靴下、ニットセーター、ウールスリッパなどが最も人気です。

木製品:お土産屋さんには必ず木製品コーナーがあり、セイヨウネズの木から作られた品々が、良い芳香を放っています。バターナイフ、ジュエリーボックス、キーチェーン、鍋敷きはいかがでしょう。自然の木々や動物にインスピレーションを受けたエストニアのアーティストの手による、木製スマホカバー、木製ボウタイ、動物をかたどった指輪などの品々があります。

食品:チョコレート、マジパン、カマ(kama: 大麦、ライ麦、オーツ、豆類を、炒って粉にしたもの。バターミルク等に混ぜて朝食とする)、ドライフルーツ、ヘラジカやイノシシのソーセージ、ニシンと黒パン、クラフトビール、様々な有名地酒(リキュール)はいかがですか。他にも、様々なジャムやジュース、ドライベリーなどもあります。

 

ラトビア:

手織物:オーセンティックな色彩と模様は現在のアパレル製品にも用いられています。ウールやリネンなどの自然由来の製品が最も人気です。

陶器:有名な伝統製品にして今でも日常的に用いられています。様々なデザインのマグ、お皿、ボウルが、伝統的なスタイルで料理を提供する際に用いられています。

ハーブティー:

ハーブティーは特にサウナ儀式の際に人気があります。ハーブ農家は高品質のハーブティーを作り、単なる飲料用だけではなく、薬用・美容用にも使える、様々な植物をミックスするレシピを有しています。

はちみつ:採取時期や近隣に植えられた植物によって、多種多様な種類のはちみつがあります。養蜂所は純朴な自然の中にあり、そこで取れるはちみつはピュアでナチュラルです。

ジュエリー:古来からのシンボルをかたどったブロンズやシルバー等のジュエリーがあります。各シンボルには固有の意味があり、伝統的に着用されています。

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田園ツーリズムのプロ・専門家のアドバイスを受けながら旅行の計画を立てるには

www.balticsea.countryholidays.info – フィンランド南岸部・エストニア・ラトビア

www.countryholidays.lv   – ラトビア・エストニア・リトアニア

www.maaturism.ee  – エストニア

www.visitlohja.fi  – フィンランド南岸部

 

それぞれの国の一般情報については

www.visitfinland.com/ja – フィンランド政府観光局(Visit Finland)公式サイト

www.visitestonia.com– エストニア政府観光局(Visit Estonia)公式サイト

http://www.latvia.travel/ja – ラトビア投資開発公社(LIAA)公式サイト