モースカ農家でのエストニア式スモークサウナ ー UNESCO無形文化遺産(Estonian Smoke Sauna at Mooska Farm – UNESCO Intangible Cultural Heritage of Humanity)
基本情報:
パッケージタイプ:半日プログラム
シーズン:通年
対象者:サウナ – 4〜6名
エクスカーション – 最大20名
含まれるサービス:1.5時間の遠足+3時間のサウナ
プログラム所要時間:4.5時間
交通手段:個人の送迎または観光バス
位置:
モースカ農家(Mooska farm)
住所:Haanja küla, 65601 Haanja vald, Võrumaa, Estonia
距離: Tallinnから270 km、 Riga (Latvia)から 230 km
ウェブサイト:www.mooska.eu
ホスト:エダ・ヴェーロヤ(Eda Veeroja)
エストニアのヴォル地方(Võru)のコミュニティにおいて、スモークサウナの伝統は日常生活の大切な一部となっています。ヴォルのスモークサウナは、実際のサウナの入り方や、枝葉で体を叩くウィスクの作り方、サウナの建設と修復、そしてサウナの中で肉を燻製にするなど、豊かな伝統から成り立っています。サウナとは、石で覆われたストーブと、座ったり横になったりする高い台を備えた建物もしくは部屋のことです。スモークサウナの場合、煙突はなく、木を燃やすことで生じる煙が部屋の中を循環します。皆で一緒にサウナに入り、体が汗をかくまで中に居ます。温かい蒸気を出すために、熱せられた石の上に水をかけ、古い皮膚を取り除き血行を良くするために白樺などの枝葉で体を叩きます。汗をかいた後は外へ出て、リラックスをします。また、体を回復させるために外で体を冷やし、水で体の汚れを落とします。この手順を繰り返します。スモークサウナの伝統は主に家族の伝統であり、通常は土曜日に行われますが、主要なお祝い事や家族のイベントのときにも行われます。サウナの主な機能としては、心身をリラックスさせることです。また、人々は他の家族をサウナに招待し合います。より年齢が上の家族のメンバーがサウナの準備を行い、子供たちはそれを見てサウナの準備に必要な技術を次第に覚えていきます。スモークサウナの伝統はUNESCO「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」にも記載されています。
・到着後、ホストとミート
・エクスカーション。ホストがモースカ農家のスモークサウナを紹介します。そのうちの2つはサウナ用で、3つ目がお肉のスモーク用です。お客様は、サウナの建築や加熱システム、サウナの慣習的行為、そしてスモークサウナの家族の伝統についての簡単な説明を受けます。エクスカーションは燻製豚肉を堪能し、終了となります。
所要時間:約1.5時間
・ホストファミリーとともにスモークサウナをお楽しみ下さい。ホストファミリーがサウナの入り方等について教えてくれます。サウナは池の隣に設置されており、冬でも氷がない場合は体を冷やすために泳いだり、浸かることができます。サウナ体験の間に、ホストファミリーがエストニアのスモークサウナの伝統や信仰についてお話しします。