WORKSHOP OF TEA DRINKING CULTURE IN LAKE PEIPSI AREA ペイプシ湖地域でのお茶文化のワークショップ

WORKSHOP OF TEA DRINKING CULTURE IN LAKE PEIPSI AREA
ペイプシ湖地域でのお茶文化のワークショップ

www.mesitare.ee

GENERAL INFORMATION

パッケージタイプ:半日プログラム

シーズン:通年

対象:グループ(最少10名〜最大20名)

含まれるサービス:ワークショップ

プログラムの所要時間:3時間

移動の種類:ツアーバス

公共交通機関:Tartu〜Varnja間のバス

 

LOCATION

住所Samovarimaja (Samovar House), Kesk 21, Varnja, Peipsiääre vald, Tartumaa

距離Tallinnから220km

ホストMs.Herling Mesi

T:+372 518 1125

 

E-mail: info@mesitare.ee

この地域には350年の前から、迫害のためにロシアから逃れてきた正統派キリスト教徒であるロシアのオールドビリーバーが住んでいます。現在この地域は、昔ながらの慣習と伝統で人々を驚かせています。最も重要な伝統の一つは、お茶を飲むことです。現在の“やかん”の前身である伝統的なサモワールは、お茶を淹れたり、煮出したり、提供するのに使われます。お茶の儀式は時間がかかるので、人々はゆっくりと腰を下ろし、仲間と一緒に楽しみ、おしゃべりします。サモワールでお茶を入れることは社会的なイベントなのです。

 

ホストファミリーのHerling Mesiは、エストニアの首都タリンから、ペイプシ湖沿岸地域に移住してきました。彼女はこの地域のライフスタイルに魅了され、ロシアのオールドビリーバーの日常生活について多くを学び、今ではゲストに熱心に伝えています。彼女は100を超えるサモワールを収集し、それらを特別な建物「サモワールハウス」に展示しています。

 

Mesiファミリーは、この地域のロシアのオールドビリーバーのライフスタイルを体験させてくれます。ワークショップでは、地域のお茶の歴史、サモワールの仕組みや大きさ、形について学び、ヤナギランから作られたとても特別なイワン・ティーを楽しみます。また、お茶と共に出される伝統的なジンジャーブレッドのデコレーション方法も学びます。このワークショップは本物の伝統、技法、趣を保持しているとしてEHE(本物で興味深いエストニア)のエコツーリズム品質ラベルを取得しています。

    • 到着と歓迎

    ホストによるサモワールハウスを案内します。

    • サモワールとイワンチャイのワークショップ

    このワークショップでは、サモワールの作業過程を通じて、いかに早くお湯を沸かすことができるか、そして実際にお茶の入れ方を教えてくれます。ゲストは、イワン・チャイ(イワンのお茶)について、なぜこの名前が付けられたのか、そしてなぜこのお茶を知る人が少なくなってしまったのか、このお茶に関する歴史を話します。季節に応じて(6月下旬から8月上旬の間)、自然の中に入り、お茶の原料になるヤナギランについて学び、葉を摘んでイワン茶にするための下ごしらえの方法を学びます。

    • ジンジャーブレッドにデコレーションするワークショップ
      後半は、伝統的にお茶のテーブルに提供される、郷土菓子ジンジャーブレッドのデコレーションをします。隣のコルクヤ村からエストニアで最高のジンジャーブレッド名人がサモワールハウスに来て、おばあちゃんの秘密のレシピと技術を教えてくれます。ジンジャーブレッドをデコレーションして、お土産として持ち帰りましょう。

     

    サウナ
    サウナは他のものとは比較できないほど、この国の文化の大部分を占めています。サウナ入浴はアイデンティティの一部であり、地元の人々にとって神聖なものです。伝統的なサウナに長く入っていると、地元の人々の心境が理解できるようになります。サウナは多くの機能を持つ重要な施設です。非常に実用的であると同時に、精神的な環境でもあります。

    エストニア人は純粋にサウナが好きで、ヴォル地方(Võromaa)のスモークサウナの伝統は、UNESCO無形文化遺産に登録されています。スモークサウナは古来の伝統を体験することができます。それは、他のタイプのサウナと多くの点で異なります。

    現在に至るまでエストニア人はスモークサウナを正統派サウナだと考えている一方、フィンランドサウナもよく使用しています。わかりやすくするために、エストニアでは煙突付きの薪ストーブサウナを「フィンランドサウナ」と呼びます。このタイプのサウナもスモークサウナと同様にエストニアのサウナの歴史の一部で“レイリサウン(leilisaun)”(蒸気と熱の波動のサウナ)という名前で呼び、スモークサウナと区別しています。

    初めてサウナに行く人には、薪ストーブサウナは伝統的なタイプで、スモークサウナは経験豊富なサウナ愛好家にとってはワンランク上の体験を与えてくれるでしょう。そして、スモークサウナはその土地の歴史や文化をより深く理解することができます。